写真は死んでいくのか [無題]
雨ですねぇ・・・
昔はカメラにヘアーキャップを被せて雨の中を撮影していた事も
ありましたが(笑)
さて、これは今年の1月11日の朝日新聞の別冊記事GLOBEの特集です。
流石に気になってずーっと保管していたんですが、ちょっと小ネタで簡単に
ご紹介です(汗)
ソネブロの皆様は既にご存知の内容かもしれませんが、
『写真は死んでいくのか』と天下の朝日新聞
が心配されているようで^^
【デジタル化の波】として、
[プロとアマの違い、混沌の時代の「写真」の力]で、
デジタル化の波は精密な光学機器だったカメラを家電の一種に変え、
カメラマンを世界中にあふれさせた。
そして彼ら、彼女らはネットで自由に「作品」を発表できる。
プロとアマの違いが見分けにくいと言っています。
次に「写真が画像になる時代」で、フイルム時代は100~400が
一般的だったISO感度もデジカメでは10万を超える設定が可能となっている。
撮影後にパソコンで加工していたものもカメラの中で出来るようになった。
特にHDR合成は存在しなかったはずの写真をつくってしまうと・・・
その後、【写真家たちの肖像】のなかで、次の11人のコメントを載せています。
そして、そろって、写真は生き続けると発言されています。
ジョナス・ベンディクセンさん
ブライアント・オースティンさん
長倉洋海さん
十文字美信さん
石川直樹さん
高木こずえさん
レスリー・キーさん
小寺浩之さん
Q.サカマキさん
岩合光昭さん
石内都さん
そのなかでも、岩合光昭さんのコメント、その通りでしょうねぇ~
と感心しました^^
「問われるのは撮影者が何を見ているかにつきる」・・・と!
あらかじめ撮りたい場面を思い描かない。
視野を広くしていないと面白い自然のありさまを見逃してしまう。
そして、人間の記憶に残る絵はやっぱり写真だ!
と言われています。
どんなカメラを使うのかは関係ない。
シャッターを押した瞬間に指からカメラに伝わり、
写りこまれるんじゃないか
それは写真にしかない特性だと!
もっとも、11人のプロの写真家の方々は素晴らしい
写真と共に、素晴らしい発言をされていて
ひとつひとつご尤もだと思いました^^
世界中にあふれたカメラマンはプロ、アマ問わず、
それぞれの感性で、写真であり、
画像であり切り取られているわけで、
その1枚は世界中で唯一無二かと^^。。。
『写真』を『画像』と区別しなくてもいいのじゃないか~
と個人的には思いました。
これは、画像ってか?(爆)
3年前の雨の横浜、元町です。
パナソニック(家電メーカーですね^^)のLX2で撮りました。
美女がquestionしてますよ^^ 写真は死んでいくのか?って?(爆)
雨の土曜日の小ネタでした。
2011-06-18 12:09
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コメント(8)
こんばんは。
時代が進み、フィルムではなくデータとなっただけで、
当時のままのカメラ文化が進むのも問題かとも思います。
カメラが一部の趣味者だけのものではなく、もっとポピュラーに
なってもいいのではないかと。そうすればプロをしのぐようなアマも
出てくるのは当然ですよね。。。
こうしてプロの方が素晴らしいコメントをされているように、
目の前の一瞬・瞬間の切り抜きこそが写真だと思いたいですね。
写真を撮るのは、ハードの問題ではなくソフト(心)の問題
かな?と思ったりも^^
一期一会の瞬間の切り抜きを、できる限りたくさん撮っていきたいものです。
by perseus (2011-06-18 18:02)
僕も写真は生き続ける派です。ハードの部分は進化し続けユーザ層も広がりました。
カメラは携帯にもごく当たり前に備わってもいます。
メモ代わりに写真を情報として残す事もごく一般的になりましたよね。
デジタル化でこうした新しい使用法が増えてきからでしょうね。
フィルム時代は今ほど気軽にシャッターを切れなかったかも知れませんが
それだけで写真文化が軽視されているとは思いません。
逆に貪欲に勉強できる機会が増えてプロとアマの境が見えなくなったのだと思いますよ。
切り取られた一枚が写真なのかただのメモなのかは今も昔も見る側がちゃんと
感じるはずですよね♪
画素数や感度を追い求めても写真の善し悪しは別の所にあるから
写真は奥が深いのにな~って思います(^-^;
by ぱぱくま (2011-06-18 19:35)
こ洒落たテーマですね。 カッコイイ! 理屈は後からでOK!
デジタルも、フィルムも、道具も、媒体も、パソコンも・・
「写真」 は関係無いと思う。
シャッター押した瞬間にもう決まってるし、普遍だし、昇華できるのだから
媒体から消去しても奥底の記録はそう簡単に消えないし・・
バンバン、撮ろう! 「画像」はよそよそしいかなぁ~?
違う?
by 坊や (2011-06-18 19:48)
写真は死なない。カメラの家電化により一般に普及し、プロ・アマの垣根が無くなったように見えるのも皆さんと同じです。もしかしたらアマの方がプロより素晴らしい写真を撮ってるかもしれません・・・ただ自分ながら思うに、好き勝手な写真ばかり撮ってるアマチュアと、依頼された仕事で、きっちり結果を残すプロとでは、力量の差が歴然としていると思います。有名・無名はともかく、かつて写真を職業としている方々と一緒に携わってきた私の感想です。
まぁ、写真はカメラじゃね〜!と、いつか言ってみたいです(爆)
by akipon (2011-06-18 22:12)
うちも朝日なので、この別冊は興味深く読みました。あまりにエフェクトに頼りすぎてしまうと 写真 という言葉の意味は変化して行くかも知れませんね。裾野が広がって自然淘汰され最後に残るのが写真であってほしいです。
by solty (2011-06-19 00:23)
変化はしても、死んでいくことはないと思います。
by WhiteWolf (2011-06-19 08:19)
私もヘアキャップ使います…
死にはしないと思います~
合成写真も撮り手の心が篭っていれば…
by PylorI (2011-06-20 08:48)
すごく面白くて興味のあるブログ記事でした♪
うーん、なるほど☆です
by moco (2011-06-21 19:03)